絶滅危惧種【正論くん】

 

あたしは、チンギス・ハーンの孫娘であると同時に、

 

【正論くん】の妻でもある。

 

正論くんって誰やねん。

 

正義くん?

 

いやいや、孫さんじゃないよ?

 

一文字かぶってるだけだし!

 

あれ?ご存じない?

 

では説明しよう。 

 

これが世にも珍しい、正論くんだ!

 

 

【正論くん(せいろんくん)】

 

正論しか言わない、稀有な生物。

 

現在はほぼ絶滅しており、世界で存在を確認されているのは、たったの7体と言われてる。

 

常に正論しか吐かない為、正論が苦手な妻に、ダメージを与えることが出来る。

 

たとえ妻といえども、甘やかすことがない正論くん。鬼。

 

必殺技:正論

 

 

 

【正論くんのスペック】

 

正論くんの眉(まゆ)

 

正論くんの眉は、正論そのものだ。

 

必ず極太の2本は抜きん出て、天に向かって上へ上へと昇っている。

 

まさに、正論のごとく、正しく、まっすぐ。

 

「出るクイは打たれる」という諺(ことわざ)があるが、正論のチカラでそんなモンは吹っ飛ばし、2本の眉は、今日も正論状態だ。

 

絶滅危惧種【正論くん】

 

 

正論くんの目

 

正論くんの目は常に、正論を吐ける相手をサーチし続けている。

 

その一番のターゲットとなるのが、あたし。

 

「だいじょうぶだいじょうぶ〜!」

 

が口癖の、脳天氣おバカなあたしの行動は、正論と真逆なことが多い。

 

 

・・・・・らしい。

 

 

ゆえに、思う存分、正論が吐ける吐ける!

 

あたしを見るたび正論レーダーが働いて、正論を吐きまくるのだ!

 

正論を吐かれるたびに、あたしのライフは減っていく・・・

 

あ〜〜〜はやく正論と真逆のことをして、ライフを復活させなくちゃ!

 

 

 

絶滅危惧種【正論くん】

 

 

 

 

 

正論くんの鼻

 

正論くんの鼻も、眉と同様、上へ上へと向かっている。

 

刻、一刻と上へと向かい、いつの日か、ついには顔から飛び立って、鼻だけ昇天する日もそう遠くはない。

 

まさに、昇り龍のごとく。

 

上を向いているため、鼻の穴の、奥の奥まで見通せるのだ。

 

鼻の奥まで見通しついでに、未来も見通す。

 

未来を見通すチカラまでをも持っている、正論くん。神。

 

 

絶滅危惧種【正論くん】

 

 

 

正論くんの唇(くちびる)

 

正論くんの唇は、厚い。

 

まさにアフリカン。

 

ンゴロンゴロ在住のダニエリのくちびるにも勝るとも劣らない、面積の広さである。

 

まるで、大風呂敷を広げた状態だ。

 

唇の面積は、広ければ広いほど良いのである。

 

洋の東西を問わず、ハイスペックなものはどんどん採用する、この多様性といったら!

 

生まれながらにして、最近流行りのダイヴァ〜シティィ〜〜を兼ね備えているのだ。

 

 

絶滅危惧種【正論くん】

 

 

 

こんな、完璧な正論くん。

 

非の打ち所がない。

 

しかし。

 

しかしながら。

 

たったひとつだけ問題が。

 

 

 

正論を吐き続けている副作用により、

 

「くち・パッカーン病」

 

にかかってしまったのだ!

 

他は全て完璧なのに、常に口が開きっぱなしなのである。

 

特に、何かに夢中になっている時は、必ずと言っていいほど、口が開いている。

 

おむすびを握っている時。

 

庭の草むしりをしている時。

 

掃除機をかけている時。

 

 

 

 

刮目せよ!

 

正論ばかり吐いた行く末が、コレだ!

 

 

 

 

絶滅危惧種【正論くん】

 

 

 

 

あなたも正論ばかり吐いてると、

 

「くち・パッカーン病」

 

になっちゃうよ。

 

気をつけろ!

 

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