長距離列車で絶叫!   =スイス・イタリア旅行編・1=

 

友達3人で、イタリア縦断の旅をした。

 

というか、スイスからイタリアにかけての、縦断の旅をした。

 

スイスでの話はまた後にして、とりあえず、イタリアでの出来事を思い出したから、それから書きますわ。

 

スイスのチューリッヒで、水の都ヴェニスまでの長距離列車の切符を買った。

 

あ〜イタリア楽しみ!

 

イタリアといったら、名物はいろいろありまんな〜。

 

・美しい街並み

・おいしい食べ物

・イケメン

・ハンサム

・彫刻のごとく端正な顔立ちの男性

・見とれてしまうほど美しいuomo(男性)

 

こんなにも魅力的な物ばかりのイタリア!

 

ワクワクが止まらないぜ〜〜!

 

一刻も早くpizzaに食らい付きつながら、イケメンたちを拝みたいわーーぃ!

 

そんな高まる気持ちをおさえ切れず、興奮状態のまま、ヤッホッホ〜〜〜ィとハイテンションで、スイスのチューリッヒから長距離列車に乗り込んだ。

 

あたしたち3人だけで、一つのコンパートメントが貸し切り状態だった。

 

コンパートメントは知っとるけ?

 

そうっす、あれっす!

 

かの有名な、ハリー・ポッターにも出てくる、3〜4人がけの横長の椅子が、向かい合って設置されてる個室のことっすね。

 

ハリーとロンとハーマイオニーが、ホグワーツ魔法学校に向かうときに乗る機関車、“ホグワーツExpress”の、あの個室のこと。

 

こんなん。

 

長距離列車で絶叫! =スイス・イタリア旅行編・1=

(着物じゃないよ、ホグワーツ魔法学校指定のローブだよ!二人の向かいにはハーマイオニーが座ってるよ。そんでもってロンの呪文の間違いを指摘してるんだよ!)

 

 

そんな個室だったから、いつもの様に、おしゃべりで大盛り上がりさ!

 

どんなに騒いでも、隣の人から怒られることはないからね!

 

とはいえー!

 

さすがに終点まではしゃべり続けられず、途中で寝ることにした。

 

コンパートメントが貸し切状態だったから、それぞれうまくバランス取って、きゅうくつながらも横になって眠れた。

 

(しっかしさ、列車の音と振動って、どうしてこんなに心地良いんだろうね〜。絶対に寝ちゃうよね!こんなにも有効な睡眠導入剤、他にないわ。)

 

ハンサムイタリアン・・・グッドルッキングなメンズ・・・・ジェラート。。。イケメン。。。イケメン・・・パスタにイケメン・・・ピザとかハンサム・・・とか・。。・・・。。。。・

 

こんな期待に胸を膨らませながら、眠りについた。

 

そう、そんな幸せな眠りについたのだった・・・・・

 

だったのに・・・

 

だったのに?

 

 

 

“クぅーン。。。。グブ。。。がう。。グルル。。。”

 

 

 

ん???

 

 

 

“クぅーン。。。。グブ。。。がう。。グルル。。。”

 

 

 

なに?なんなん???なんの音??

 

 

謎の音が耳元で聞こえてきたから、ふと目を開けた。

目を開けた途端、思いっきり叫んだよね!

 

 

 

「ウギャぁぁぁぁぁあっぁぁlあっlあっlあっll亜hlアハl!ぁあlあっぁ!!」

 

 

 

そりゃ叫ぶわ!!!

 

だってさ、目の前に、

 

でっけ〜〜〜〜ドーベルマンがいたんだぜ?!

 

ドーーーーーーーーーン!!!

 

 

 

 

 

 

 

長距離列車で絶叫! =スイス・イタリア旅行編・1=

 

 

目の前にだよ?

 

ウソじゃなくてホントに!!!

 

予測できないよね?!

 

意味ワカンナイよね?!

 

意味わかんないんだよ!

 

寝起きにドーベルマンが目の前にいるってさ!

 

みんな経験ある?!

 

【寝起きにドーベルマ】って、いま世界的に流行ってんの!?

 

流行ってナイよね?

 

驚いたあたしって普通だよね?ね?!

 

危うくヤツのヨダレが顔にかかるんじゃねーの!?っつー距離で、あたしのことを猛烈にクンクンしてた!

 

 

いやいやいやいやいや、もう少し遠慮してくんないですか?!その遠慮の無さったらビックリですよ?距離感!ソーシャルディスタンス!距離感ZEROなんスカね?いくらお犬様でもレディーに対して失礼だよね?確実にプライベートゾーンを超えてるよ?ちょっと間違えたらセクハラですよ?お縄お縄の大捕物だよ?分かってる?!とはいえドーベルマンが女の子ならセクハラにならんのか・・・もーーーよーわからん!

 

 

ガバっと飛び起きても状況が全く理解できず、3人でキョロキョロしちゃって何何何?!のてんやわんやの大パニック!

 

と、そこで、

 

距離感ZEROの、NOデリカシー・ドーベルマンを連れている、男性の存在に気づいた。

 

その男性は、警察官だった。

 

そして、そのドーベルマンは麻薬犬のようで、パニック状態のあたしたちをしりめに、荷物をクンクンし始めた。

 

しかしさ、なんで急に麻薬犬連れた、警察官がおるん?!!

 

寝起きでろくに働かないアタマをフルボッコで目覚めさせ、ついに、ついに気が付いた!

 

 

 

あーーーーーー!!!

国境かぁぁぁ!!!!!!

スイスからイタリアに入ったんやーーー!

 

 

 

そーいや列車、止まってる!

で、警察官が麻薬犬と乗り込んで、麻薬の捜査してんのかー!

 

島国から来たワシらにとっては、列車で国境を越えるというのは激レアだわさ。

うっかりその事を失念しておったわい。

 

 

そうだよね〜〜国境を越えるんだから、そりゃこういう捜査もあるわな〜〜そこを一切想像してなかったわ〜アホやわ〜〜〜ワシら、極東の島から来た田舎モンですねん〜〜だからウッカリしてしもて〜〜ドーベルマンの旦那、さっきは距離感ナイの?!なんて言ッちまってスンマへーーン!旦那、許してけれな〜〜

 

 

ビックリしたけど、状況がわかって安心したわ。

 

クンクンクンクン。

 

心の中で旦那に謝罪しながら、思う存分、お勤めをしていただいた。

 

そしてついに、あたしたちが麻薬カルテルの女ボスだという容疑が晴れたところで、一件落着!

 

ふ〜〜よかったよかった♫

 

ん?あれ?そういやパスポートは見せなくていいのか??まぁいいやw

 

これで憧れの国、イタリアに入国ーーーー!

 

と、思ったら!!!

そこで気付いてしまったのだ!!!

な、な、なんんんと!!!!!!!!!

 

旦那を連れている警察官が、

 

スーーーパーーーーーイケメンだという事実に!!!

 

テッテレーーーーーン!

 

長距離列車で絶叫! =スイス・イタリア旅行編・1=

          

 

ワ~~~オ♡♡♡♡♡♡♡

セクシーボーイ♡♡♡♡♡♡♡

 

身長は190センチ近くで黒髪で、彫りの深い顔に、長〜〜〜い脚にロングブーツをはいちゃって、機関銃を持っちゃったりなんかしちゃったりなんかしてさ!

 

あれ?おたくさん、もしやミラノコレクションの帰りなんスか?お疲れッしたー!

 

状態の、もはやモデル、いや、アキバで買ったフィギュアが歩いてる勢いの、人間離れした超絶イケメン!!!!!!

 

なのにさ、なのにさ、あたしったらさ・・・・・

 

寝起きで頭パッパラパー状態、かつ、麻薬カルテルの女ボス容疑をかけられ、旦那にクンクンされながら、機関銃をいつブッぱなされるかとビクビクおびえてたせいで、頭がカオスっててさ、うっかり警察官の顔をチェックし損ねていたのであーる!

 

あたしとした事がーーーーーーーぁぁ嗚呼ああぁ!!

 

これぞまさに愚の骨頂アホの骨頂、本末転倒支離滅裂の大失態!

 

そんでもって、さらにショックだったのは、

 

あたしたちの容疑が晴れた途端にさ、“Ciao” っつって、キラキラ星をちりばめながら、いっちまったんよーーー!

 

ひどくない?!!

冷たくない?!!

白い歯みせて、”Ciao” じゃねーしぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!

 

必死こいて、遥か彼方の遠い国から来たんだからさ、ちょいとコンパートメントに座ってさ、機関銃を脇に置き、ウェルカムespressoの一杯でも酌み交わしてくんなきゃじゃん!?

 

これだからクソ真面目な男はつまらん!!!非常ーーーーにつまらん!!!

 

 

セクシーポリスを引き止めるために、思わず、

 

「ま、まってけれーーー!ウチ、こんな平たい顔してますけんど、実はコロンビアで麻薬カルテル仕切ってますねーん!」

 

こんなウソまでつきそうになったよね・・・・・

 

あゝ・・・

 

 

イケメン警官と旦那のコンビは今日もまた、麻薬カルテルの女ボス探しに余念がないのであろうなぁ。。。

 

 

このコンビに検査される、世界中のラッキーな女たちよ!

 

コンパートメントが居心地良くても、グースカ寝てる場合じゃないぜ!

 

今こそ目を覚ませッッッ!

 

 

【本日の教訓】

たとえ寝起きでも油断せず、周りのイケメンに目を光らせる。

 

 

 

 

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